靴が進化するほど、足は退化していた。GRIPDROPが生まれた理由
なぜ、現代人の足はこんなにも弱くなったのか。
裸足で土を踏みしめていた時代から、人間は長い時間をかけて靴を進化させてきました。
クッション。アーチサポート。反発素材。安定性。
ひとつひとつの「改善」が積み重なるほど、足は靴に仕事を奪われていった。気づけば、足指は浮き、かかとだけで歩き、土踏まずは靴に支えてもらうことが当たり前になっていた。
GRIPDROPは、その流れを、静かに問い直すブランドです。

700年、変わらなかった答え。
鎌倉時代。武士も農民も、足の前半分だけを覆う草履「足半(あしなか)」を履いていた。
かかとは地面につける。指は自由に動く。足全体で地面を読み、体重を分散させる。それが、人間が何百年もかけて編み出した答えだった。
足半は、靴底ではなく、足の使い方を設計している。そのことに気づいたとき、GRIPDROPの原点が見えた。

ハガキ一枚が、すべてを変えた。
硬い床の上に裸足で立ち、足の小指の下にハガキを差し込んでみる。
抵抗なく入ったなら、あなたの足指は今、地面から浮いている。
「浮き指」と呼ばれるこの状態は、現代人の多くに広がっている。足指が地面を掴まないまま歩き続けることで、姿勢が崩れ、膝や腰に負担が積み重なっていく。靴のせいでも、怠慢でもない。ただ、使う機会がなかっただけ。
GRIPDROPは、その「機会」を取り戻すために作られた。

素足の記憶を、今日に運ぶ。
伝統の形を、現代の素材で。
GRIPDROP の製品は、足半の構造原理をそのままに、EVA素材で作られています。軽く、洗えて、長く使える。でも、本質的なところは何も変えていない。足指で縁を掴み、かかとを地面につけ、5本の指で歩く。それだけが目的です。
片足29g。手のひらに乗る軽さの中に、700年の問いへの答えが入っています。
「足指を使って歩くことは、人間本来の姿です。」
私たちは、革新的な機能を売っているのではありません。失われていたものを、静かに返しているだけです。
足指が地面を掴む。かかとが床に根ざす。そのたびに、体の軸が整い、歩くことそのものが変わっていく。
小さな変化が積み重なったとき、「あれ、なんだか体が楽になった気がする」と気づく日が来るかもしれません。派手な約束はしません。ただ、その日まで、一緒に歩き続けたいと思っています。
― ランプラス / GRIPDROP
物語を、履く。
もっと知りたい方へ。
足半(あしなか)とは何ですか?
鎌倉時代以前から使われてきた日本の伝統的な履物です。足の前半分だけを覆うため、かかとは床に直接つき、5本の足指が自由に動きます。GRIPDROPはこの構造をEVA素材で現代向けに再解釈しています。
「浮き指」とは何ですか?自分もそうかもしれません。
足指が歩行中に地面から離れてしまっている状態です。現代人の多くが無意識のうちになっているとされています。確認方法は簡単で、硬い床に裸足で立ち、足の小指の下にハガキを差し込んでみてください。抵抗なく入る場合、浮き指の可能性があります。
GRIPDROPの商品は医療機器ですか?効果は保証されますか?
GRIPDROPの商品は医療機器ではありません。足指の筋力を自然に使う機会を作ることを目的としたフットウェアです。効果には個人差があります。使用時間のガイドラインに沿って、ゆっくり慣らしながらお使いください。
子どもにも同じ思想が適用されていますか?
はい。GRIPDROP COVER #01(子ども用)は、骨格が形成される成長期にこそ足指を自由にしてほしいという考えのもと設計されています。大人が「取り戻す」のに対して、子どもは「最初から持ち続ける」ことが目的です。
ブランド名「GRIPDROP」の意味は?
GRIP(掴む)とDROP(落とす・着地する)を組み合わせた造語です。足指で地面を掴み、かかとをしっかり落として歩く。GRIPDROPの商品が目指す歩き方そのものが、ブランド名になっています。


